ヤギに苦戦

もうヤギ当番なるものは崩れ、意欲のある者が勝手にやる…みたいな勢いだったりする。
けんけんはわりと意欲がある方だと思う。 今日も「敷き藁がそろそろ汚いから、変えてやらなきゃ」と仲間を募って学校へ…
正門が閉まってやがる…
そう、この街は校庭は指定された日しか開放されていない。 しかし、生き物の世話に休みはあるのか?とぐるっと回ると、先生方が使う通用門が開いていたので、そこから侵入。
ヤギに持ってきたえさを与え、小屋の掃除をする間、中庭に放すのだが…
扉をあけた瞬間、ヤギ脱走ε=((((o; ̄д ̄)o
そう、中庭には雑草が生えているので、死に物狂いで雑草を求めて走るヤギ。
とりあえず遠くに逃げないように、ポールなどにリードをくくって、ヤギ小屋の掃除。


1時間後…
ヤギを小屋に戻そうとするが、
帰るか、ボケェっ、わしゃぁエサ食うんじゃいっ!!
とばかりに、子ども2人がかりで引っ張っても、草を食べ続けるヤギはビクともしない。 中には座り込んで抵抗するヤギもいる。 4人かがかりでも動かせない(うち一人は大人なんですけど…)
そこへ通りがかった5年生の女の子3人。
結局7人がかりで、なんとか小屋に返したものの
「エサ…もっとなんとかしてやらんといけんよね…」
そんなどよ〜んとした雰囲気で帰ってきた。
しかし、そんな状態なのに門の施錠って、けんけんたちが「世話しよう!」と思わなかったら、空腹の一夜を過ごしていたのかい?>ヤギさん