目が節穴

プリントがないという。
何か校納金についての承諾書を提出しなければならないらしいけれど、それが見当たらないという。
なんでも数日前に、ママ子に、成績表と一緒に渡したらしい。
成績表はみたけど(英語がまっかっかで進級危うしな成績表)、承諾書なんかあったっけ?
自分の部屋とか、紙ゴミのリサイクル箱とかをひっくり返して探しているけんけん。
どこにもないらしい。
マ「どんなに探してもないなら、誰かにコピーさせてもらうか、謝ってもう一枚もらうか。
  いっそ所定の用紙でなくても、親の一筆とハンコがあれば、ダメっちゃ言わんのではないのかい?」
け「職員室には行きたくないし、他の方法だったらバレる。
  コピーもわら半紙やったから…」

いや、別にバレて困ることとかあるんかい?←アバウトママ子と、まじめちゃんけんけんの差
マ「形式とか、モトの形とかにこだわることより、親は了承してます。 口座から引き落としてくださいってのが、証拠として上げるほうが大事なんちゃうの?」
けんけん、納得せず。
融通の利かない男だ。
別にわら半紙がコピー用紙になってるから、ワープロ文字が手書きになっているから、引き落としはできませんとか言わんと思うんだけど
←どこまでもアバウトな母。
仕方ないので一緒に探してやる。


たしか成績表をもってけんけんの部屋に行き、お小言を言ってからその場に捨て置いた気がするなぁ←だから部屋が散らかります。
でも部屋にない。
ってことは、ママ子がちらばったプリントをまとめて積んだ中か…
それをそのまま捨ててしまったか…
とリサイクル箱をみると、きちんと入っていた。
け「え?どこにあったん?」
マ「リサイクル箱」
け「見たのに…」

いやいや、アナタの目は節穴ですからヽ(@ ̄∇ ̄@)ノ
見たはずを見落とすなんて、ザラじゃないか。
テストだって数値を見落としたり、小数点を数え間違ったりじゃん。
け「ぐっ・・・」
ひとことも返せないけんけんなのでありました。